就活のやり方が変われば、人生の質が変わる

 茉莉花

――ぐっちさん、今日はこれから奏志相愛のインタビューどうぞよろしくお願いします!まず、どうして  はぐくむは“奏志相愛”を行っているんですか?
 
ぐっちさん:はい!よろしくお願いします!まず、僕ら(はぐくむ)は人生の中で多くの時間を費やす「仕事」の質が、人生の質を左右すると考えています。「仕事」が充実していて、イキイキと働くことができたらそれだけ幸せな人生を過ごせると思う。
 
だけど、実際は「仕事」がつまらなかったり、苦しかったり、しょうがなく働いている人が少なからずいるように感じていて。生活のために、とりあえず働くとか、周りから認めてもらうために有名そうな企業を目指して働くのって、なんか寂しいと思うんだよね。
 
僕らはもっと働くを楽しむ人を育みたいし、働くを通じて自分も関わる人も幸せになっていく未来を実現していきたい。イキイキと働く人たちは、イヤイヤ働く人よりもきっといい仕事をするし、いい仕事をする人が増えれば増えるほど、結果、世の中も良くなっていくと思っています。
 
 
ーーなるほど、仕事をもっと楽しむ人をはぐくみたいんですね。
 
ぐっちさん:そうです。仕事にやりがいや、生きがいを感じて働く人たちが増えたらいいなぁって思っています。その為に、僕らは大学生に自分の実現したい未来、働く軸を明確にすること」と、「その実現したい未来を一緒に目指していく仲間探し」の2つをしっかりとやることが大切だと伝えているんだ。

【 就職活動で大事な2つの視点 】

ーーなるほど、なるほど!
 
ぐっちさん:その2つを就職活動に落とし込むと、1つ目はそのまま「自分の実現したい未来を描くこと」や「自分軸の明確化」と言えて、二つ目の仲間探しは多くの人にとって企業選びにあたる。
 
 
ーーふむふむ。
 
ぐっちさん:ここまで約10年間、就職活動生に関わってきて、実際にその2つをしっかりと出来ている学生は残念ながら多くないんだよね・・・。多くの学生が内定を目指して頑張るけど、そもそも「どんな未来を実現したくて、“働く”を通じてどんなことをやっていきたいか?」ということが不明確なんだよね。そして、ここが明確になったとしても、どの会社でそれが実現できるのかが分からないことが多い。合同説明会だけだと、分かりにくいんだよね。

【 本当に働きたいと思える会社と出会える場を作りたい 】

――確かに、私もサマーインターンの合同説明会はただなんとなく行ってなんとなーく聞くだけ、という感じになってしまいました…。
 
ぐっちさん:うん、そうなっちゃうよね。そういったことを解決するために、目指している方向を明確にしている会社を学生に伝えて、本当に働きたいと思える会社と出会える場を作りたいと思ったのが始まりなんだ。あと、就活ってなると学生も企業も良いことしか言わないんだよね。もっと本音で語れるような就活イベントがあったらいいな、という想いもあるね。
 
 
――なるほど、大事ですよね。では、そんな“奏志相愛”の流れを教えてください。
 
ぐっちさん:奏志相愛は三部構成になっているんだ。一つ目は人事の人と学生が一緒に行うグループワーク。二つ目は参加企業の魅力をはぐくむ側の視点でプレゼンする。三つ目は企業の人と学生が自由にコミュニケーションをとれるフリーディスカッションといった三部構成です。
 
 
――人事の方と学生が一緒にグループワークをやるメリットは何ですか?
 
ぐっちさん:学生が担当者の方をよりフラットに見れる点です。インプロは企業側も初めての場合が多くて、皆が初心者なんだよね。例えばよくあるグループワークの新規商品企画とかだと、社会人がどうしても有利だけど、インプロって皆が初めてだから上手い下手がそもそもないんだよね。そういう初めての経験をする時は、その人の素がでてくるんだよね。

【 働いている人をよく見る大切さ 】

――取り繕っても隠しきれず、ばれちゃうんですね?
 
ぐっちさん:そうそう。学生が企業の人たちに対して「社会人」だけど こんなキャラクターを持ってるんだって親近感がわくんだよね。だから僕はそういうフラットな関係性を作れた時にこそ、その人の本質的なキャラクター、人柄、意志…そういうのが見えてくるじゃないの!って思って!…すみません、段々熱くなってくる。(笑)
 
 
――いえいえ、良いと思います(笑)普通の合同説明会とは結構違ってきますよね?
 
ぐっちさん:最終的に多くの就活生は、最後の決め手は「人で選んだ」と言うのに、皆、入り口は合同説明会で聞いた業界・業種・規模なんだよね。合説のブースで聞けるのは会社のホームページに載っている情報で、目の前の人がどんなキャラクターで、どこに会社の魅力を感じていて、どうしてその会社が好きなのかっていうのはあまり聞けないよね。
 
 
――なるほど…、入口と出口が全然違いますね。
 
ぐっちさん:そう。だから最終的に人で選ぶなら、人を良く見てほしいと思うんだよね。“会社”っていう目に見えないものではなく、そこで働いている人を見ることによって初めてその会社が理解できると思っているんだ。
 
 
――リアルな会社の方々を見られる機会は本当に貴重ですよね…!他にも奏志相愛ならではの特長ってありますか?
 
ぐっちさん:一つは志をもって働く社員さんがいらっしゃる会社との出会いです。理念を掲げている会社は沢山あるけども、その理念を大切に働いている会社がどれくらいあるかって言うと現状では少ないと感じていています。理念はあっても形だけのものになっていて、目の前の仕事で手一杯だったり、お給料や環境がいいからという理由で社員の人が働いている会社が多いんだよね。でも奏志相愛に出てもらう会社は、社員の方々がその会社の目指す方向、理念を心から大切にしているかを注意深く聞かせてもらっているよ。

【 同じ未来を目指す仲間を探す 】

――なるほど、奏志相愛に参加する企業を選ぶときは、働いている社員の方々から想いが伝わってくるかどうかを大切にしているんですね。
 
ぐっちさん:そう。そして、“自分のこういう志を実現していきたい、そしてそういうことを実現できる会社で働きたい”って思っている人が会社と出会えることが、他にはない奏志相愛ならではの体験価値かなって思っています。
 
 
――同じ志を持った人と会社が出会う、まさに“志を奏でる”ですね!他にも、参加企業を選ぶときに大事にしていることはありますか?
 
ぐっちさん:あとは採用に対するスタンスも大事に見させてもらっています。目指す方向に進むには仲間が必要で、その大切な仲間を単なる学歴とかだけで決めるのではなく、心から目指したいと思っている、志を共にできる仲間を探したいと思っているかは重要だね。
 
 
――と、いいますと?
 
ぐっちさん:ちょっと極端に言えば、例えば採用する学生をどこか代替可能な部品感覚で見ていて、「うちの会社は3割やめるから、多少多く入れといて残った人でやっていけばいいや」という考え方の会社は難しいですね。一緒に仲間として受け入れるならずっと共にそこで働いてほしいなって思うので、そういう想いを大事にしている企業に参加してもらいたいです。

【 想いのマッチング 】

――他にも奏志相愛ならではの特長ってありますか?

ぐっちさん:もう一つはグループワークの内容自体もインプロやトレーディングゲームといったユニークでオリジナルなものということ。インプロは自分の即興性、コミュニケーション能力、対応力といったことを学べる。トレーディングゲームからは数あるグループの中で役割を振って、役割の中で自分がついついしてしまうことや苦手だと思っていることを振り返りながら学びに変えられる。

 
――写真を見ると皆本当に楽しそう!(笑)素を出せている感じですね。それでは、ぐっちさんが奏志相愛イベントを通じて実現したい未来ってなんですか?

ぐっちさん:良い質問だね(笑)一つは皆に仕事って“楽しい”って思ってもらうことですね。大前提として、俺は仕事楽しいなって思うんだよね。時間あったら仕事していたいなって思う。


――…(ジト目)

ぐっちさん:ちょっと言い過ぎたけど(笑)でもね、仕事は嫌なことじゃなくて、楽しくて、自分の人生を豊かにするものだって思っているんだ。現状はそう感じられない人たちが多いけど、多くの時間を費やすことになる仕事を、楽しい、人生を豊かにするものだな、という感覚で働ける人を増やしたいです。奏志相愛に参加した学生が良い会社と出会ってそういう気持ちで働いてもらえたら、幸せですね。

【 人生が豊かになるような仕事をしてほしい 】

――学生時代までが華で、あとは人生下り坂、なんて言葉も聞く中で、「仕事をすることで、自分の人生が豊かになる」って考え方、とてもステキだなって思います。もう一つは何ですか?
 
ぐっちさん:あともう1つは、「採用って楽しい」って思ってもらいたいです。採用活動で一緒に働きたい学生と出会っても、内定辞退があることは仕方ないことで、とりあえず多く採用する、という考えもわかります。それでも、やっぱり採用は楽しいなって思ってほしいんだよね。自分の好きなことって人に広めたいよね?
 
 
――そうですね、誰かに教えてあげて、それで相手も好きになってもらったら嬉しいですね。
 
ぐっちさん:うんうん。まさに採用は“会社の好きなところを好きに広めていいよ”って言われている仕事だと思っているんだ。こんなにステキな会社があってここで働けたら、こんなに楽しいことが待っているよって人に伝えられる。それで自分も働きたいって言ってくれる子に出会えたら本当にステキなことだと思う。そういう採用の本質を、もっと広めてきたいなと思っています。
 
 
――学生側にも企業側にも嬉しいこと尽くめですね…!就活は闇、っていう言葉に不安になるときもあるんですが、お話しを聞いていて就活が怖いだけじゃないって感じてきました。それではぐっちさん、最後に学生へのメッセージをお願いします!
 
ぐっちさん:奏志相愛に参加するかどうかに限らず、就活でどこかしら悩むポイントは多く出てくると思うけど、「悩む」ってことはすでに答えが出ているということだと思うんだよね。実は自分の中で、どちらがより惹かれてるか、ピンときてるかはわかってることの方が多い。自分の心の中に答えはあるんじゃないかな。だから奏志相愛にも何かピンときて、「行ってみたい」という思いがあるなら、例えグループワーク不安だな、って思ったりしたとしても、「行ってみたい」という自分の声に正直になってトライしてほしいなと思います。
 
 
――ぐっちさん、インタビューありがとうございました!

この記事を書いた人:茉莉花
「人の話を“聴く”」という言葉に興味を持ってはぐくむに出会い、自分の想いを“聴いて”もらってから、皆が自分の想いを聴いて素直になれる社会になったらいいなと思っている。まずは自分自身が想いを伝える練習中。ピアノとFINAL FANTASYと猫と和菓子が大好き。FFは10シリーズを小学1年生のときからやっているコアなファン。

【 奏志相愛に参加してみよう! 】